すさまじい災害である。現在、死者・行方不明者3300人。被害は拡大の方向。宮城県警は宮城県の死者は1万人を超えるのは確実と予想。町全体が津波に飲み込まれ、連絡付かない人々1万人の所もある。人的災害規模を計るにも計りようがない状況である。
福島原発1号機から3号機まで、事故状態。冷却の為に手を尽くしている。東京電力管内の電力不足の為に、明日より計画停電が行われる。東電始まって以来だそうだ。
いわき市の先輩にはまだ連絡付かず。東北一帯電話連絡が不能のようだ。衛星電話を設置して電話をかけている列をテレビで映している。
マグニチュード9.0の未曾有の地震であった。津波被害が目を覆いたる程。町が消えて瓦礫の山になっている。道が途切れ、救助の車、人々も足を踏み入れられない情景が映されている。
明早朝の計画停電に備え、妻は車をガレージから出した。よく気がついたものだ。ガレージを開けるには電気がいる。
管総理は、被害の大きさに言及しつつ、明日の日本を再興することも一言述べたが、何と言うか、まだ早い。再興は当然為されるべきであるが、今は救助に全力を挙げ、明日のことはまた後で考えることだ。国民を鼓舞しようとの発言であろうが、まだ早い。今は若干空疎な言葉になる。
日本は1億2千万人の民がいる。今回の地震の被害は甚大で悲劇としか言いようがないが、100万人が亡くなった訳ではない。被害地域以外の人々の力で救助し、被害地の人々の力と共に復興は、当然できる話だ。ただ今は、甚大なる被害と、それを報道するメディアにより日本のほとんどが危機的な状況にあるような気がしている。そうではない。残りの人間が助けるのだ。現地に行けない人々は、いずれ金の支援だけでもできる。
阪神大震災の時と違い、東北全体の電話連絡の遮断、交通網の遮断、電気ガスの遮断。今は市民も動けない。
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