2011年2月28日月曜日

参加できた稽古

 本日の道場稽古は参加者が少なかった。熱心に通う中学生グループが試験中であり、稽古開始時は、先生と息子さん(中学1年)と俺だけであった。よほど今日は自主トレでいいのでは、と言おうと思ったが、先生はまったくいつもと変わらず、準備体操から基本技に入る。その時には、一般部の男子2名、32歳と21歳が加わり、さらに中学2年の女子も遅れて加わってきた。やれやれである。人数がある程度いる方が気合も入るというもんだ。

 型の後、最近の稽古は、左の上段にこだわっているので、左の上段を入れる約束組手を数種類。人数が少なく奇数故、指導員の立場になっている俺も参加。嬉しいね。稽古は参加しなければ。
  • 左中段回し蹴り→両手(右腕で主に受けるが左も添える)で受けて左の蹴りを前に落とし、左上段
  • さらに、右下段から右下突き、左上段
  • 左上段→両手で受けて蹴りを落とし、踏み込んで裏投げ、倒れた相手に右パンチ
  • 右下段→脛受けから右下段、そのまま右に踏み込んで右下突き、左フック、右膝蹴り
等。続けてスパーリングに移った。
  • 左パンチのみのスパーリング
  • 左パンチと左上段のみ
  • 下段蹴りのみ
  • パンチのみ
  • パンチと下段
  • 何でもあり

 技限定のスパーリングはおもしろい。パンチならば上と下、左ストレートと左下突き等を打ち分ける。緩急をつければもっといいんだが、ついつい速く打つことに走ってしまう。

 最近右パンチの打ち降ろしをよくやるが、もう少しきちんと狙いをつけないとだめだ。鎖骨を狙うならばきちっと狙うべし。そしてその後、きちっと左下突きへ。

 下段のみの組手では相手も注意しているので中々下段は入らない。下から上から左右からの下段を速射砲のように蹴れるように意識すべし。単調なリズムでは左右下段蹴りを繰り返しても必ず受けられる。インサイドローも強く蹴るべし。インサイドローは強く蹴らねば意味がなさそうだ。

 俺の相手をしてくれたのは、90K超の21歳のA君。強い男である。技が少々単調な所あり。威力は十分あるがまあ何とか受けられる部類の技であった。久しぶりにスパーリングをほぼフルにやった。

 最後の何でもありは、先生、俺が彼とやるのは危ないのか、休憩させられる。このパターンがよくある。我が道場に若手で強いのが二人いるが、めったに俺とやらせてくれない。彼はその内の一人。熟年の俺に怪我をさせられないとしているのであろうか。今日は人数が少なかったので、久しぶりに彼と相対した。やはりそれなりの実力者とやるのは面白かった。

 スパーリング後、ミットで中段回し蹴りを1分2セット。フルパワーで蹴るから2セットやれば終わりの方はバテルはずだが、今日はあまり息切れはしなかった。たばこの本数を減らしたのがよいのだろう。ミットを持っている90Kの相手を後ずさりさせることに喜びを感じるが、わずかな後ずさりが2,3回あっただけだ。

 稽古後、サンドバッグ打ちの自主トレ。パンチのコンビネーション、左右の単発中段回し蹴り。1,2パンチ後右中段回し蹴り。得意技から入るコンビネーションを身につける為に、右中段回し蹴りから左ストレート、右下突き、左上段。この辺のコンビネーションを柔らかくしなるように強くできるとよいが、そこまでは至らず。

 

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