2011年2月10日木曜日

サンドバッグ

 仕事を終えた後、サンドバッグメインの稽古を行った。最近仲間たちはほとんど来ないので、一人で自主トレが多い。うちの会社のサンドバッグは見事に重く、普通殴る蹴るをするとストレス発散になろうかと思うが、このサンドバッグでは殴っても動かないので徒労感を覚えて余計がっくりきそう・・・な程、重くて大きい。
 強く突き蹴りしてもあまり揺れが起きないので、小生にはちょうど良い。
 3年ほど前、ウェイトをかなりして筋力が増し、蹴りの威力がピークだった頃、このサンドバッグにミドルキックやハイキックをたたきこんでいたら、すっかり右膝を痛め、それから1年以上サポータをつけておっかなびっくり右キックを使うはめになった。筋肉は強くなったが、それに応じて関節までは強くなっていなかったということだ。重いサンドバッグで表面がバックスキンで滑らない故、強いキックの衝撃が逃げずに膝に溜まったのが原因だ。
 それ以降、割合しばしばサンドバッグを蹴っているので、膝関節も回復した後は鍛えられたのであろうか、最近は全力で蹴っても大丈夫である。
 サンドバッグトレーニングは1ラウンド2分で行う。
1ラウンド目: 左右の順突き
2        左右のワンツー
3        左のジャブ、フック或いは下突き
4        突きのコンビネーション
5        左右のミドル回し蹴り
6        左右の膝蹴り
7        左右の前蹴り
8        左右のローキック
9        突き蹴りのコンビネーション
10       左右の上段回し蹴り
11       左右の中段回し蹴りを空蹴りしてから後ろ蹴り
12       突き蹴りのコンビネーション
以上。
今日は結構やったもんだ。
その後、シャドーを1ラウンド。型を3,4回。

 サンドバッグをやった後は、力を抜き柔らかくやることを意識したシャドーを十分やった方がよい。サンドバッグはやはり力が入り、動き全体に力みがある為、それを抜いてスピード重視にする稽古も必要だ。本日はシャドーの回数が少なかった分、型を入れた。
 スパーリングをすると、コンビネーションが使いきれていないことをいつも実感しているので、本当はコンビネーションのラウンドをもっと多くとるべきであるが、上記した基本技のラウンドで十分疲れ切ってしまい、さらにラウンドを重ねるに至らず。また受け返しは、サンドバッグでは無理。相手を置いた稽古が必要。
 もう50過ぎているので、いつまでもパワー技をやっていてもいかんよな、と思うが、一人稽古ではしょーがない。
 

0 件のコメント: