2011年2月16日水曜日

ウェイトトレーニング

 小生の定番ウェイトトレーニングについては前に述べた。

 上半身を鍛えるウェイトは、筋肉がつき見た目のシェイプもよくなるのでやりがいがある。下半身は回数を重ねるスクワットをメインにし、残りは直接蹴りのパワーに繋がる2,3の種目をやっている。
 以前、下半身もウェイトのみ熱心にやっていた頃、体力測定で閉眼片足立ちのタイムを測定した時に何度やってもわずか10秒程で足を着いてしまい、こりゃイカンと思ったことがある。下半身は大きな筋肉ではなく細かい筋肉も鍛えなければ安定性を失う。相撲のシコは、片足を上げてバランスも取りながら片足スクワットをやるのだ、と聞いたことがある。大きな筋肉も鍛えるが、全体のバランスをとる為に同時に細かい筋肉も鍛える。何せ片足で上下に動く。その結果粘りのある下半身ができあがる。そう時間もかけていられないので、小生はもっぱらスクワット100回。これを隔日に行っている。毎日やるのが望ましいが、ちょっと気が進まぬ。スクワット100回は素早くやれば100秒で終わるものであるが、とっても息と筋肉が続かぬ。ゆっくりやれば100回を続けてできるが、早くやると70回くらいで息が上がり筋肉が締め付けられるように辛くなる。しんどいトレーニングであるから毎日やる気が起らないが、せめて1日おきにはやろうとしている。
 ウェイトは8回2セットできたらさっさと重量を上げる。その方が筋肉がつく。重量を上げると最初のセットは6回で上がらなくなり、2セット目は3,4回で上がらなくなるがそれでよし。また8回2セットできることを目指す。
 ウェイトに割ける時間は、会社の昼休みの15分程度であるが、かくのごとく数年続けているので、1年くらいたった後からは183センチ、86Kの堂々たる体躯を維持している。ここ2,3年はあまり変動なし。もっと筋肉(体重)増やすならばプロテインを飲んだり、さらにウェイトに割く時間を増やしたりすることだが、時間はこれ以上は割けず、プロテインはいちいち備えておくことも飲むことも面倒なので、飲んではいない。また、会社のマシンの負荷も最大になってしまっているのでこれ以上筋肉が太くなることもないだろう。これは残念。

 フルコン空手は、パワーが必要であり、また打たれても大丈夫な筋肉の鎧も要る。従ってウェイトは必須である。休暇や出張でウェイトをしない期間があると空手が弱くなったような気がしてしまう。ウェイトをやって力を維持しているから空手が強いわけではなく、ウェイトはあくまで技に従するものであるのだが、まあこれは気分の問題だね。筋肉隆々であれば強いというのなら、そもそも空手の稽古は不要になってしまう。
 小生は50歳を過ぎ、もう歳だから力よりも技の練磨の方が大切なんだが、組手はまだまだ上手くなく、周りよりもガタイがよいものでついついそのパワーに頼ってしまう。パワーは近い将来落ちて行くのは目に見えているのに。

 柔軟。これはもう7年くらいほぼやり続けているが、体の柔らかさの進歩は少ない。まだ180度開脚はできない。昼休みトレーニングで柔軟にかけられる時間は5分しかないので、これもワンパターン柔軟になり、全身を柔らかくすることが全くできていない。全身を柔らかくするためには種目を多くすることが必要であろう。が、腰のひねりストレッチと前後左右開脚で5分が過ぎてしまう。7年間ほぼ同じメニュー。柔軟は大変、痛い、でも伸びがない。本当に微々たる進歩である。無理して苦痛に顔をゆがめ、脂汗を出しながら開脚しないとより伸びないから困ったものだ。普段はある程度の痛みの所で手を打ってしまうから、現状維持というのが近い。時々気合の入った時に脂汗までやる。
 歳をとると腰が固くなっていることを感じる。足は上がるのであるが、腰のひねりを加えられない。つまり華麗な上段回し蹴りができない。動的な横開脚が大きくできないということ。動的柔軟性を得るためには、格好の悪い上段回し蹴りを無理してでも回数を重ねることだと思うが、うーーん、基本的な静的ストレッチで時間も足りなくなるので、できていない。
 なーんか、体が柔らかくなるいい方法がないものか・・・・
 

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