金曜は、フルコン先輩と先週に続いて稽古。先週は腰を前に出し、身体の回転を加えることで伸びる蹴りをすることと、腰をぶつける膝蹴りの2点を学んだが、今回も学ぶ点があった。
受けの時の手のひねり、肩甲骨合わせて背中から受けること、でも小さく最後はひねるのがミソだ。小さな受けをすると交差法も可能になる。1,2攻撃を受けながらカウンターで攻撃できるようになる。俺のようにガタイが大きいと1,2攻撃をバンバンと受けてドンドンと攻撃する大味な組手になるのだが、それでは格闘術としての空手ではない。受けると同時に攻撃することは大変難しいと思うんだが、頭に入れ普段から努めるべき。少なくとも小さくひねりを加えた受けは100%やれるようにしよう。
稽古は先週とほぼ同じく、キックミットやビッグミットを持って交代でやった。脱力した突き蹴り、かつ極めはきちっと入りフォロースル―も効かせられるにはもう少しのキックミット稽古が必要だ。来週位にはそうなるのかねぇ。
土曜の午前中は、ウェイトと柔軟。時間が十分にあったので週日の二日分のメニューを全部やった。時間にして1時間。午後は一人稽古。一通り基本技を鏡の前でやったんだが、最近凝っている前蹴り上げをみっちりとやった。足を軽々と上段まで持って行けるようにするべきである。足を手のように自在に使える為の第一歩が前蹴り上げである。まず1本だけで50本。次に3本連続を10本、さらに2本連続を10本、最後に1本だけに戻り20本。どれも左右行った。その後、内回し、外回しを各50本、後ろと横蹴上げも各50本。これだけ足を前横後ろに上げれば、まあ1日の稽古としては十分だろう。蹴り上げ稽古はこれからも十分な量をこなす必要がある。蹴上げが終わるとその場での前蹴りと回し蹴りを中段と上段各30本。それから中段、上段回しの移動稽古、続いて連続技を繰返すシャドーを2分10ラウンドくらいやった。まったく自由なシャドーを2ラウンドくらいは入れたが、まだまだぎこちない。しばらくは決められた連続技を繰り返すのがよかろう。その内上手くなることを期待しつつ、試合が近くなると自由な攻防を入れたシャドーばかりをすることになるだろう。自在に色んな種類の連続技を出せないとイカンよね。
結果的に蹴りの本数が多くなり、おかげで脱力した蹴りがそこそこ出せるような気がした。そこに腰の伸びが加わればなおよし。パンチの方はまだまだ力みがある。これも結局は脱力を意識してスピード重視で回数をかさねることなんだろうね。
いやはやかくの如く、試合にエントリーしてからまったく熱心なものだ。金曜の夜から土曜、日曜にかけて腰が硬直している。立って歩くときの最初は年寄りの前かがみでがに股。若い頃は腰に鉛が入ったようにギコギコとなることはなかったと思う。むしろ足の筋肉それ自体の筋肉痛だった。学生時代の稽古は腰を落としての移動稽古が多かったからかなぁ。今はそういうのをせず、組手構えからの回し蹴り稽古が多く常に腰を回しているからか。
俺の今の最大の敵はタバコ。嗚呼、ずっと止めていたのにここ1週間また吸いだしたんだよなぁ。やれやれ。このまま試合の日まで吸い続けると、延長戦までスタミナ持たなくなる。それが分かっているのに・・・・ハァ・・・。愚か者よ。
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