生活を武の観点でやろう、と以前書いたはずなのにすっかり忘れていた。すっかり忘れて普通の生活をしていた。
武の観点の生活とはなんだろうか?
- へまをすると切腹すべしという緊張感を持って物事にとりかかる?
- 柳生無刀取りの極意で、柔らかく受けに回り相手を決して殺さない。(が制圧する)
- 活人剣の発想で、人を活かす。
俺はずっと誤解していたようだ。武を究めれば相手を活かすことにも繋がるというように解釈していた。だが剣はあくまでも自分を守る為であったか・・・ちょっと狭いよね。剣は形而上ではなく物理である。命のやり取りの道具であった。剣を使わず思想を述べていれば、その間に殺される。まあよい。俺は今まで解釈していた、周りの人々を活性化する意味で「活人剣」を用いることとする。そう言うことが武の極致ではなかろうか。
- 武は己を厳しく律する規範である。
- 好敵手を認め、互いに向上しようとする意志である。
昔、命の軽い時代、そこでは生きる為に武があった。たとえ負けて死ぬ場合でも、それまでには濃い命の時間があったことであろう。
うーむ、やはり武を論じると能天気に幸せを求めることはできないねぇ。厳しい。俺は本当のこと言うとそっちで夢見ていられればよいのであるが。
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