- 腰を回さぬと言う。しかし突きは腰の中心をブルンと震わし(一瞬回し戻すことにより鞭のような力を伝えて)、突きをせよと言う。これは腰を回していることになると思うんだが。しかし実際の身体の動きとしては分かる。腰を振ってそれを腕に伝えた方が確かに突きを速くすることはできる。学生時代やっていた剛柔流の突きから再現し実感できるし、沖縄空手の新里先生の動きからも納得はできる。ただ次の、
- 重力を自然な力として利用して突きをする、と言う。これもフムと思うんだが、では腰を鞭のように震わすことは要らないの?重力だけでよいのか。
- それと腰の高さを一定にして移動することとは矛盾しないのか?歩く動作はノーモションで技に入れるのがよいと説く。その際「膝を抜く」の言。膝を抜いて重心を上から下に落としてよいのであろうか。動きは腰の高さを一定にして動くのではなかったのか。
- 上の二つがこの本を読んでの謎である。
まあ、もう一度読んでみよう。筆者はフルコンにもこだわり、実際にやっていると言うが、こう言う理論に基づく組手はどのような形になるのであろうか。小生は、学生時代に剛柔流をやっており、寸止めの学生空手と、現在修行している極真系のフルコンタクト空手は知っており、その組手が随分違うのも体験している。筆者の説明している沖縄古伝空手の組手はどのような風情になるのであろうか。
再読しつつ見つけてみようとは思う。
3 件のコメント:
沖縄空手をやってるものですが、実際に体験されてこられたら良いと思います。
本で書いてる先生も実際に出来てるかわからないし。
あと、実際に触れてみないと理解は難しいと思います。
突然失礼しました。
はい、コメントどうもありがとうございます。
体験することが第一だとは思いつつ、近くに古伝沖縄空手道場が無いので、理屈でウーームと考えている次第です。
腰をふるわせる動作も沖縄空手でも流派によって見解様々でして、ムチミ、の意味も人によって説明違うんですよねこれが。
膝の抜きと高さについては、抜くように動いてかつ高さを変えなければ良いのです。ナイファンチ鉄騎初段の足を左右に抜く動作ありますよね?あの感じで歩くというか。一度からだの中心に重心をもってきて一歩進むことを実はあの部分で教えてます。半月型に足を運ぶのも全く同じですね!
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