2013年9月7日土曜日

サイクリング、熱中症に注意

 昨日は自転車で荒川サイクリングロードを走り柴又帝釈天まで行こうとした。その500mほど手前で相棒がダウン。熱中症。
 いきなり来るのではなく、走っている途中からちょくちょく足がつり出したらしい。途中でスピードが落ち何度も休憩をするので 、ちょっと変だぞと思っていた。まさか熱中症だとは。
 ダウンしたのが良観寺というお寺のすぐそば。今から思えばこれは非常に幸いなことであった。軒先の日陰でしばらく休憩。時折立ち上がり歩けるかどうかを試す。コンビニで氷を買ってきて冷やしたりスポーツドリンクや栄養補給のためのエナジードリンクなども食した。かれこれ1時間半も経ったろうか、しかしまだうまく歩けない。意思に反して足の筋肉がピクピク勝手に動きコントロールできないらしい。しかも頻繁に足がつり痛いようだ。
 そろそろどうするか決めなければならない。俺としてはここまで来てゴールの帝釈天にたどり着けないのは残念この上なし。彼と別れて俺だけでもひとまず行ってくるかという考えも頭をかすめるが、かすめるだけで何とかしないとしょーがない。とても自転車に乗って行けそうにないから歩いてどこか泊まれる所を探すか、それとも救急車かタクシーで病院に行くか。しばらくグダグダと相談したが、やはりどうにも動けそうにもない。結局お寺でタクシーを呼んでもらった。自転車も境内に置かせてもらった。感謝すべし、良観寺。
 相棒昔この近所に住んでたこともあり病院のアテはあったので、そこへ向かうこととした。タクシーを降りて何とか歩き出したものの足がつって大変苦痛。病院の玄関に入るやいなや倒れ込んでしまった。症状が悪化している。
 看護師さん困った様子。医者の先生も出てきて「この際ここで点滴をしましょう。まずこれは熱中症です」玄関を入ってくる人は驚くだろうね。入ってすぐ行く手を阻んで彼が横たわっている。足を跨がないと中に入れない。かれこれ30分ばかり玄関に寝そべっていたが、まあ明らかに不自然だわな、少し回復してから上半身を抱え待合室まで引きずっていった。ソファーで点滴を続ける。
 点滴1本を打ち病院を出たのが午後5時。もう1本打ってくれないかと言ったが病院が閉まるので無理。しょうがない。相棒、病院に勧められた経口補水液を近所の薬局で4本買ってひたすらゴクグク。この判断はよし。この後電車に乗り戻ったのであるが、電車から降りる時にも足がつり硬直した足を不自由に動かして歩いていることもあった。経口補水液はどんどん飲むにこしたことはない。飲まなければもっと酷かったであろう。
 車を止めていた河川敷まで戻り、車でとって返して寺に置いていた自転車を回収した。
 病院を出たのが午後5時。河川敷の車に戻ったのが大方7時。それからまた柴又まで車を走らせた。埼玉県から都内のウオーターフロントまではそれなりの距離がある。

 中々に色んなことがあった長い一日だった。
 相棒、無事に自宅に帰り、次の日は近所の人と飲みに行ったとのこと。足が意思に反してではあるが強烈につったため筋肉痛がするとのこと。

 秋にはリベンジサイクリングをしよう。

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