2012年11月7日水曜日

受け返し、一部

 相手がレギュラー構えの1.2パンチで来る場合、
  • 1を右外受けで受けつつ重心を後ろにして、2の瞬間に左インローで相手の出足の左膝を内側から蹴る。これはやろうと決めていないとできない。自然の反応としてできたいもんだ。
  • 1を右外受けで受けて左下段回し。これが最も簡単で一般的。身につけるべし。続けて右膝蹴りもやれば完璧。
  • 1、2を受けて、できれば多少左に回り込むか、左手で相手の袖を掴み引き崩して右膝蹴り。膝蹴りをする場合、下がっていては威力が出ないので前に出る気持ちでないと効かない。
  • 1,2と受けて溜めた腰で右中段回し。これは上と同じ受けのリズムだが、遠い間合いの場合。
が考えられる。どれもできる。だがどれも条件反射のように瞬時に選んでできはしない。何をやるのかは頭に準備しておかねばならない。何万回の稽古をすれば準備しなくてもよい条件反射になるのだろうが。

 相手が右下段回し蹴りで来る場合、
  • 左で脛受けをして右下段回しを返す。これが最も一般的。その蹴り足を前につき、右下突き。さらに左上段回しができれば完璧。
  • 左で脛受けをして、右膝蹴り。中段、上段あり。脛受けと同時に左手伸ばして首根っこ掴むのがよい。
  • 脛受けか筋肉受けをしつつ、右中段の渾身のパンチを放つ。これは意外に難しい。カウンターを目論むので前に出る気持ちが最も大事。カウンターとして狙っている必要がある。
脛受けから中段や上段回し蹴りも考えられるが、それは相手が遠い間合いから下段を蹴った時くらい。普通は下段の距離は近いので上の返しになる。受けてはいるんだが前に出る気持ちでないと返せない。受けも、大変上手い人や映画の世界ならば受け流しつつ、相手の前進力を利用できて崩せるんだろうが、普通の空手家は常に少し前に出る位、戦闘意欲爛々としていないと受け切れないよね。

 相手が右や左の中段前蹴りで来る場合、回し蹴りで来る場合、は明日にでも書こう。今日はここまで。嗚呼、また酔っぱらいつつタバコを吸っている。イカン、実にイカン。

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