パワーとスピードを鍛えて、衰えの中で通用しなくなったときに古伝の「武道空手」に入ればよい。無論研究は続けるが、現実の師がいない今は、今のやり方で稽古鍛錬である。そもそも迷いと称して稽古鍛錬を怠って2週間過ぎた。
割り切った本日は、昼トレと仕事後のサンドバッグ自主トレをほぼフルメニューこなした。せっかくなので練習メニューを記しておく。
まことに空手家らしからぬが、最近またタバコを吸いだしてしまった。昼休みに入りまず一服してからトレーニング開始。タバコで5分費やしているから本来の昼トレのフルメニューにまでは至らぬが、それでも、
- 胸筋鍛えるバタフライ、8→5→5。既に最大重量でやっているのであまり進歩はない。重りをどんどん増やせることができれば、かつてやっていた重量は楽勝なんだが、最大重量なのでそこで足止めをくっており、回数の限界が伸びない。8回を3セットやりたければ、それより重い負荷で上のような回数できるようになればよいだけなんだが。
- 懸垂、手を広げず肩幅くらいの順手で8回、逆手で8回、手を広げて順手は5回で限界。まあそんなところだ。これも自重負荷で変わらずだから、8回3セットをすいすいやれるまでは至らず。もう半年近くやってるんだけどね。
- 太股の前側の筋肉を鍛えるレッグエクステンション。重りが少なく、最大負荷を片足でやっている。右左各10回を3セット。ゆーっくりやるとかしないとこれ以上筋肉は増えない。
- ダンベルによるショルダープレス10回2セット。3セットやろうと思ったが時間がなくなってきた。
- 四股20回。ここで時間切れ
仕事後のサンドバッグ自主トレは久しぶりにラウンドを重ねた。1ラウンドを2分とし、ラウンド間休憩を1分としてやった。サンドバッグは全力で突き蹴りしないと意味がないので、以下はほぼ全力でやるべきなんだが、昔痛めた右足の膝に多少違和感を覚えたので、右足の回し蹴り部分はスピード重視で力を抜いてやっていた。
- 順突き左右20本。時間が余ったのでフットワーク用いて左右連打を少々
- 逆突き左右20本。時間が余ったので同様
- フック左右20本。同様
- 下突き左右20本。同様
- ここで突きの部が終わり、柔軟の真向法。この後空手家らしから言語道断のタバコ休憩。
- ローキック左右20本。キックは時間が余らない。丁度2分。
- ミドル回し蹴り左右20本
- 上段回し蹴り左右20本
- 膝蹴り左右20本
- 中段前蹴り左右20本
- 上段前蹴り左右20本。これはまだ上手くいかない。サンドバッグを上段にこするような蹴りになってしまう。上段と言えども蹴り込めるようになるべきである。
- 上段回し蹴りが今一だったので、もう1ラウンド。足は上がるが腰が捻れない。股関節が固い。それと年をとると腰回りと言うか、背骨が固くなっている。固い体で回す上段蹴りは横から回すよりも前から回す方が格好がつく。つまり横から回すと腰を回すことが必要なんだが、腰は回らなーい。前から回す場合は当てた時に前方に少し体重をかければよい。腰は回せなくてもまあなんとかなる。スパーリングで使うならばそっちを使うべし。足の甲の皮が少しむけたので、1分で止め。むけても蹴りゃいいのであるが、深く大きくむけるとかさぶたができ、治りも遅くなるので大事をとった。
- 間合いを考えて、ヒット&アウェイの突き蹴りコンビネーション。ここでは脛を用いたローキックやミドルにする。
- もう1ラウンド
- サンドバッグやった後は、シャドウをやっとかないとコンビネーションにおける力の抜き加減の確認にならぬので、シャドウは必要。本来ならば脱力してメリハリの瞬発力を確認しつつ柔らかくスムーズにできるべきなんだろうが、体捌き、技ともぎこちない。もう結構疲れてもいた。疲れているからそのようにできるべきなんだが。
- シャドウもう1ラウンド
- 型を2回くらい力を抜いて
- 最後に四股を50回
シャドウをやっている時に、受けをきちっと入れなければならないと思ったが、考えてみればサンドバッグばかりの自主トレが多く、受けを入れてのコンビネーションをここ何年かほとんどやってなかった。受けを入れると動きがぎこちなくなることを今更ながら初めて発見した感じだった。昔やっていた芦原空手の型をもう一度思い出しながらやらにゃあイカンね。
久しぶりの昼トレ&仕事後サンドバッグ自主トレだったが、身体はちゃんと持った。ブランクは、年をとるにつれ明らかに来る衰えをどないかせねばと考えていた「迷い」の2週間で脱却しよう。やれるところまでやるべきである。衰えてから考えればよい。
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