とは言え、そこそこはやっており、ウェイトの負荷重量は減ってはいない。典型的な昼休みメニューは、
- まず傾斜腹筋70-80回。回数をこなすと腹よりも腰が凝ってくるのを感じるのでその回数で打ち止め。背中を丸めて腹に神経を集中し、腹筋で起き上がるようにはしているんだが、それでも腰にくるんだろうね。20-30代の若い頃には無かったことだ。
- 背筋60-70回。去年は80回やっていたので、これはサボリの為落ちたんだろう。もっとやろうと思えば+20回くらいはできると思うが、この段階で歯を食いしばってやると嫌気がさしそうで、ほどほどで止めることにしている。
- チェストプレス110Kを1セット目、何とか5回。2セット目は3回で上がらなくなる。3セット目は同じ重量だと上がる気がしないので、100Kに落とし何とか5回。8回2セット+3セット目が4-5回できることが目標。8回2セットをクリヤーできれば、俺の場合次回から重量を上げる。しかし今の頻度では伸びないだろうね。
- レッグエクステンション105Kを8回3セット。これがマシンの最大負荷であり、後は回数を増やすしかない。レッグカールの方は56Kを8→6→5回くらいが今までの所。これも8回2セットできれば負荷を増やす。レッグカールは今までやっていなかったのでエクステンションに比べればかなり負荷の差がある。新しいマシンが入ってやっとできるようになったのでやってはいるんだが、レッグカールが一番しんどい。「ウー・・・」とうめき声を上げながらやっている。
- 懸垂を広い順手で8回、逆手で8回、狭い順手で6回くらいでできなくなる。すいすいと8回3セットできるとよいのだが、すぐ負荷をあげるマシントレーニングに比べ、この懸垂はここ何年も同じレベル。時折1種目、例えば広い順手で可能な限り、今だと16回くらいやり、それで終わりとする場合もある。負荷を増やすと伸びるんだが、自分の体重は85K前後でそう変わらないもんね。バーベルを腰に巻きつけてやっている人もいるんだが、そこまでするのも面倒だからやってはいない。でも時折やってみるのもよいかもしれんね。パターンを変えないと退屈する。
- 真向法の柔軟。
- トレーニングに割ける限られた昼休みの時間、約20分強。昨年は上の種目の間隔を短くして、ヒンジースクワット100回か、ダンベルのショルダープレスを3セットのどちらかをやっていたが、ヒーヒー言いながらやるのも堪えるので、スクワット系と肩のウェイトは次の日のパターンにしている。が、スクワット系は非常に辛い為、次の日やらず、も多い。
ウェイトはそこそこ続けているんだが、肝心の空手が御無沙汰なんだよねぇ。
黒帯になり指導員的な役責で、皆の前に立ってやるようになってからどうも道場に行っても楽しくなくなった。これは俺の性格かもしれん。自分で学び修行するのなら、楽しいとまでは言わないがやっているかいがある、皆の練習に加われなくなり見て指導することが主となると、特段楽しくはない。人を育成することが大事であるのは分かり切っているんだが・・・。しかし元々サラリーマンとして道場に通うのは、自らの技を伸ばすことが第一である。そうでなくては面白くはなかろう。
黒帯で何を甘えたことを言っているのか。指導をし育成する中で学びや気づきもあるし、自分の稽古はそれ以外でやればよい、と言うお叱りはごもっとも。それが空手家の門に立ったことでありこれからが本当の長い修行だ、というのも分かる。
しかしねぇ、俺はやはりサラリーマン空手家だ。考え方として中々その地点に立てない。限られた時間の中では自分の技の修練で目一杯であろう。そしてもっと学びたい。
道場に足が向かないもう一つの理由がある。先日俺は試合で後悔ばかりの負け方をした。落とし前をつけるべくより空手に励むか、それとももう年だし、この年になってもあくまで勝ち負けにこだわるのもなんだかなぁ、と言う思いもあり、どうすべきかの結論が出ていない、ずーっと考えてはいるんだが。
空手は人生を通して修行である。そんなことは頭ではよく分かっている。修行として猛練習でもして次に勝ちに行くのか、落とし前をつけるのか、そんな感覚ではたしてよいのだろうか、である。頭でっかちになっているサラリーマン空手家の思索だ。武道家としては闘いの勝ち負けも人生の中の修行の一場面であるだけであり特に気にする必要はないのだろうが、小人としての俺は、その吹っ切れ迄にまだ行かず、先日の敗戦に忸怩たるものを感じてしょーがない。落とし前をつけるぞとは思わずに、単に修行が足りなかったとして日々継続的に稽古に励むことが元より正解だ。エエーッイ、そんなことは分かっているわい。
俺はもう54歳になった。この年でそのようなことを考えているのは、むしろ若いと評する人もいるかもしれん。18歳、大学一年から体育会の伝統派空手部に入り、その後ブランクがあるがフルコンタクト空手を始めて通算で20年間くらいは空手をやっている。武の修練を持って心を修めることは大変難しいようで・・・今に至る。
心が整わなければ一歩が出ない。心を整える場が道場であるから何も考えず行って稽古すべきである。それは・・・・頭で分かっているんだが・・・心がまだなお分かっていないんだろうね。
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